File7

10/9
 皆さんお久しぶりです。ようやくモニターも直って2週間ぶりの更新です。
今回は、足外側のバーニア加工をご紹介します。

 バーニアはポリパテと0.3mmプラ板から加工しました。

 まずは、ふくらはぎ周辺にポリパテを盛りつけ、カチッと仕上げた足のバーニアの部分に プラ板を貼り付けます。 このような平面をポリパテで作るのは結構大変なのです。また、 ベースが無いとポリパテも盛りにくいんです。
 次に、不要部分にポリパテが付かないように、セロテープでマスキングします。

 そして、ポリパテを盛り付けるのですが、柔らかいのでチョット大変です。とにかくゴッテリと盛りつけます。特にバーニアの淵は多めに盛り付けます。そして生乾き状態になったら、 そっとセロテープを剥がします。剥がす時、ポリパテを盛っていない方向に引っ張るように剥がすと必要部分まで 剥がれる事がありません。
 充分に固まったら、バーニア出口部分(a)をヤスリで面一に整え、 全周と内側部分を彫刻刀とヤスリ を使って整えます。ヤスリを使って整えるとき、 傷つけたくない部分には、ガムテープでマスキングしておくと安心です。

 左写真が整えた後ですが、タップリ盛ったつもりでも結構足りないものです。 この後不足部分に更にポリパテを盛り付け、硬化後に形成。再び盛り付けと、左右の工程を、 納得いくまで繰り返します。
 とても根気の要る作業で、残念ながらまだ表面処理が終わっていません。面取りが少々複雑ですが、 プラ板で作ったほうが早かったと思います。

 ところで、この部分はプラ板で幅まし加工後ですが、サーフェイサーを吹くとパーツ同士密着していない部分 (この場合接着不良)はこのように 隙間があらわになります。(黒いしみの様な部分)
 この大きさの隙間にはもはやパテが入り込めない為、解消法としては、瞬間接着剤を流し込む方法が有効です。
 サーフェイサーや塗料を隙間に流し込む方法もありますが、大きなパーツや隙間の大きさによっては、 強度が保てず割れてしまう事があります。


 9/23の正面からの写真を見ると、ボリュームアップしたふくらはぎに比べてかなり足が小さく感じます。 MGシリーズは各関節の可動範囲が広い為か、左右半身が同パーツで構成されています。昔のいわゆるガンプラでは、 足パーツは左右非対称でした。
 今回、ボリューム感を出す為に外側のみ増幅し、あえて左右非対称にしようと思います。
 まず、プラ板を貼りやすくする為、側面をヤスリで平坦に整えたら、局面に馴染みやすい0.5mmプラ板2枚を接着し、 固まるまでガムテープで固定します。十分に時間を置いた後、接着したプラ板を上端部が厚みゼロになるまで削り (正面から見てハの字になるように)、側面の凹みモールドを0.5mmプラ板で作り直します。合計1.5mm(足底で) ボリュームアップしています。


 そして、足の甲に付いている出っ張り部分までプラ板で厚みを増し、新たに甲の出っ張りを作り直します。
 更に、下写真の様に1.5mmボリュームアップした足にあわせ足の甲側面を1mmプラ板でボリュームアップ。 消えてしまった甲の出っ張りを1mmプラ板2枚の積層から削り出し作成。この出っ張りとバランスを保つ為に足の甲、 上の出っ張りを2mm高さを増しました。


 苦労した成果が、余り感じられません。(^^ゞ


10/24 お久しぶりです。最近、加工が一段落したので、塗装に向けて各パーツの調整を行っています。
股間接があまり外に開かず、ポーズをつけにくいと感じた為、チョット加工しました。

 股関節が開かないのは、写真中央のパーツにはめ込んだ球形間接が股外装にぶつかってしまう為です。
 そこで、取り付け位置を1mmふんどし側に移動する事で、外装との接触を減らす事にしました。

 まず、インナーパーツ取り付けの為に股外装内側に付いている球状の出っ張りを1mm削り取ります。(写真の右)そして、 インナーパーツの腰アーマー取り付け部側に1mmプラ板を補って厚みを調節します。更に取り付けた際に外装より出っ張るインナーパーツを ポリキャップ取り付け部ぎりぎりまで削り込みます(写真の真中 約1mm)。


 厚みを調節する1mmプラ板は、穴を空けたプラ板をインナーパーツに貼り付け後に削っていくと綺麗に仕上がります。 ABSとの接着には、瞬間接着剤を使用します。

 少ないですが、今週はこの辺で・・・


11/6  開発遅れております。(-_-;) 原因は塗装です。ホワイトがなかなか決まらなくて・・・ 

ウエーブライダーを塗装しました。
赤は、モンザレッドをベースにホワイト少量とフラットベースを混ぜて半つや消しに。
 ブラックは、ミッドナイトブルーにやはりフラットベースを混ぜて半つや消しにしました。
話が変わりますが、すねのブルーパーツは、ポリパテで仕上げた外側パーツにあわせ、1mmプラ板を貼り付け、 先端部1mm厚みを増しました。

 


 次ににんじんの様にボッテリとしたウエーブライダー先端をスリム化します。グレー部とレッド部も 一体感が無く気になります。

 まずは、水色線でパーツを切断し、斜線部約3mmを削除します。

 その後、接着し、削除した事により生じた段差をポリパテで成形します。
 更に、下写真の出っ張りを目立たないくらいに小さくします。



 左写真は、成形にポリパテを使用し、すねを直線的に加工した後のものですが、 所々「す」が発生しています。(丸印部分)ポリパテ硬化の際に抜けきれなかった溶剤の気泡跡な訳ですが、 このような小さな跡はパテやポリパテでは消しにくいものです。
 今回、タミヤから発売されているボトルタイプのサーフェイサーを使用しました。




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